近現代美術史・文化交流史、美術評論、展覧会企画、文化研究、博物館学
東京都現代美術館学芸員を経て、2001年より本学教員。博士(美術史)。
美術家の異文化体験、とくに明治以降今日までの日本人美術家が異文化と接触するこ
とで、表現や思考のうえでどのようにかわっていったかについて、美術史や文化交流
史の視点から研究しています。中心は「両大戦間」、つまり第一次世界大戦と第二次
世界大戦のあいだのフランス、パリでの国際的な交流で、そのなかで藤田嗣治という
日本人画家を核としてこの十年ほど考えてきました。今後は少し時代を1950年代あた
りまで広げていきたいと思っています。このほかに、現代美術家をインタビューする
仕事、美術館と大学が共同作業するプログラムの企画なども続けています。
サントリー学芸賞 受賞(2008年)
渋沢クローデル賞ルイ・ヴィトン・ジャパン特別賞 受賞(2009年)
日本比較文学会学会賞 受賞(2009年)
京都で美大生になりましょう!京都は古くて歴史ある側面と、とても現代的、国際的
な側面をあわせ持った魅力的な街です。神社仏閣や自然だけでなく、現代建築、現代
アートを扱う画廊もたくさんあります。旅行者としてでなく、4年間暮らすことで、
京都を日々のフィールドワークの対象とできるチャンスです。
『藤田嗣治 作品をひらく』名古屋大学出版会、2008
末永輝和監修『カラー版 20世紀の美術』美術出版社、2000(共著)
三浦信孝編『近代日本と仏蘭西 10人のフランス体験』大修館書店、2004(共著)
多木浩二・藤枝晃雄監修『日本近現代美術史事典』東京書籍、2007(編集委員)
ほか、雑誌『美術手帖』などに寄稿