美術館で働く
中原星登
大阪府立夕陽丘高校普通科卒業→本学科12年度卒業→13年度〜京都市美術館→16年度〜株式会社トーガシ勤務
※このインタビューは京都市美術館勤務当時に行われました。

―現在の職業・活動について―
 大学二回生の時に、京都の立誠小学校で開催された“わくわくKYOTO”というイベントで知り合った方から、京都市美術館を紹介していただき面接を受けることになりました。その方とは、イベントが終わったあとも、別のイベント会場でお会いしたり、別のアートプロジェクトで一緒に仕事させて貰うことになったりとイベントが終わった後も交流がありました。

 卒論や学校の授業、プロジェクトも楽しく意義がありました。がしかし、それだけでなく、学外の活動を経験したことで、今の自分があると思います。

 2013年の4月から、京都市美術館の学芸員補として働いています。学芸員の仕事は、展覧会のキュレーションから作品の貸し出し、作品管理等様々な業務があります。その他にも、公募展や卒展などの展覧会もあるので、それに関わる業務もしています。  


―ASP学科で学んだこと―
 やはりARTZONEで展覧会の運営について学べたことです。また、論文などの研究を通して、コツコツやることと整理することが、今の仕事に役立っています。学芸員の仕事は、展覧会だけでなく、作品の貸し出しや作品の管理などで、かなり細かい作業が多いので、コツコツと地味なことにひたむきに取り組むことも重要だと思います。

 それと、パソコンの授業で学ぶPhotoshopやIllustratorなどのデザインの技術を習得できれば、イベントや展覧会等でも役立ちます。


―ASP学科の在校生・これから入学されるみなさんへ―
 自由に時間を使える学生生活は貴重ですので、多くのことを体験し、人と出会い、コミュニケーションを取ることが大切です。

 その時は、役に立たない、面白くないと思っていたことでも、長い目で見れば何かしらの役に立つものです。

 何がきっかけで、道が開けるかはわかりません。そのきっかけは、五年後か十年後に芽が出るかもしれないし、でないかもしれない。しかし、そのきっかけがあることで、新しい考えや楽しみが生まれてきます。そのためにも学生のうちは、そのきっかけをたくさんつくることが大事だと僕は思います。  
(2016/6更新)