大学院に進学する
渡川智子
福岡県立八幡高等学校卒業→山口芸術短期大学卒業→本学科09年度卒業→12年度〜京都大学大学院教育学研究科→15年度〜ヴァンジ彫刻庭園美術館勤務

※このインタビューは京都大学大学院教育学研究科在籍当時に行われました。

 

―現在の職業・活動について―
 京都大学大学院教育学研究科の修士課程に在籍しています。大学院の研究では、卒業論文のテーマであった「博物館での学び」に引き続き取り組んでおり、卒論の反省を踏まえながら、今後更に発展していきたいと考えています。 大学院生活では、研究分野の異なる人や、全く違う価値観を持った人など、本当に刺激あふれる人たちに囲まれ、多くの発見と驚きを繰り返しながら日々を過ごしています。


―ASP学科で学んだこと―
 現在に役立っていることは、ACOP(エーコップ:Art Communication Project)の授業です。ACOPを通して人に対する興味が強まったことが、現在「教育」を専攻するきっかけになっていると思います。また、「なんでだろう?」と立ち止まって考えることが増えたことで、身の回りの世界は自分の働きかけ次第で面白くなるのだと知れました。
 あと、在学中に美術館へのインターンやアートプロジェクトのボランティア、展覧会企画など様々な現場実践に携わった経験が、今の自分の研究、実践活動の色んな部分に繋がってきていることを感じます。いつかどこで何かの役に立つ、という状況は、色々な経験をしてないと生まれないので、自分の将来の役には立たない、といった狭い価値基準で判断せずに、実践の機会にはどんどん飛び込んで、多くの経験を積むといいのではないかと思います。


―ASP学科の在校生・これから入学されるみなさんへ―
 何か物事に取り組むとき、言われるがまま動くのと、意識、好奇心を持って関わっていくのとでは、同じことをやったとしても、そこから広がっていく世界、学べる事柄は大きく変わってくると思います。
 何をやるか、ということも大切だとは思いますが、そこに自分がどういう姿勢で関わるのか、ということの方がもっと大切なのだと感じます。自分の可能性を自分自身で狭めてしまうことのないよう、たくさんの視点と好奇心を持って、毎日を作っていってください。


(2015/4更新)