イベントスペースのレンタル運営/展覧会企画制作
廣澤隆也
私立狭山ヶ丘高校卒業→本学科04年度卒業→スパイラル/株式会社ワコールアートセンター勤務
―現在の職業・活動について―
東京・表参道にある「スパイラル」で働いています。仕事の内容は、まずイベントスペースの貸出業務で、会場を安全に、且つスパイラルを使ってよかったとお客様に思っていただけるように管理しています。ここはホワイトキューブ型の会場ではないので、会場の特性と構造を良く理解したスタッフが、事前の打ち合わせから、会場施工〜撤去までを立合い、お客様が行う運営をサポートします。
あとひとつは、展覧会の企画制作。スパイラルでの展覧会はもちろんのこと、スパイラル外での様々なイベントや展覧会の制作も行います。ワークショップイベント、パブリックアートの設置など、アートを扱った多様なことがらを、様々な企業から受注して進めています。


―ASP学科で学んだこと―
4回生のときに、スパイラルで行われた本学の卒業制作選抜展「混沌から躍り出る星たち」(※1)の運営を担当しました。展覧会運営を担当することで、作品の展示方法やアーティストとの関わり方について一から学ぶことができました。
展覧会開催までに何度もスパイラルの方と打ち合わせをしましたが、この出会いがきっかけとなって、卒業後スパイラルから声をかけてもらい、スタッフとして働くこととなりました。
ゼミ担当であった福先生(現在:学科長)の授業で学んだことが、私のアートの見方に影響していると思います。現代アートを見ても何もわからなかった時期が長くありましたが、福先生はそこから抜け出すきっかけを与えてくださいました。
※1 現在は、展覧会名・会場が変更されています。

―ASP学科の在校生・これから入学されるみなさんへ―
現在のASP学科は、私が在学していたときよりもさらに実践的なことが多くなり、忙しい毎日を送っているのではないかと想像します。しかし、やったことは決して無駄にはなりません。「学生」という「特権」を活かして、あらゆるところへどん欲に足を踏み入れてください。
アートの世界は、見たことがないもの、人、考え方にあふれています。恐れずに向かって行く覚悟をもって動いていれば、アートとアーティストに対等に向き合えるようになるのではないでしょうか。

(2011/09更新)