作品を制作する
抜水麗生 立体物の原型制作/作品制作
−現在の活動は
大学を卒業後、父と二人で主に立体物の原型制作を行う造形業をしています。
そして仕事と並行しながら、彫刻作品を制作し、昨年に続き、今年度も京展※1に入選することができました。
※ 1「京展」:毎年、京都市美術館にて開催されている全国公募の70余年の歴史をもつ美術展。新進作家の登竜門となっている。

―制作を始めたのはいつからですか?
作品制作は、卒業してから父に教えてもらったり、自分で勉強しながら始めました。
きっかけになったのは、3回生の時にASP学科のつながりで、現代美術家の榎忠さんの展覧会の展示作業を手伝うことができたことだと思います。その頃から年に数回手伝いをさせてもらい、作家さんやご友人の方々を紹介していただいたり、ご本人が経験されてきたことや自分の知らない時代のお話を聞かせていただいたことで、現代アートに更に興味を持ち始めました。
それまでは、むしろ学科のプロジェクトから逃げていたほうでした(笑)。で も、展覧会の手伝いをしているうちに影響を受け始めて、自分でも作りたくなってきて…。ASP学科なので、自分が制作することに少し引け目があったんだけど、とりあえずやってみようかなと思い、制作を始めました。 仕事をしながら制作をしているので、あまり時間がなく好きなだけ作ることはできないけれど、時間がかかったとしても年に一つの作品を完成させて、そして公募展に出展して人に見てもらう、ということを最低限の目標にしています。

−在学生に向けてのメッセージを
実は、学科の友人ってあんまりいなくて(笑)、むしろ他の学科の友人の方が多 いんです。ASPは他学科や外部とのつながりが多い独特な学科なので、多学科の学生や外部の方々と知り合うチャンスがたくさんある。そんなチャンスを大事にしてほしいと思います。
(2011/08更新)